
皆様のおかげで、この歳でもプロレスラーとして迎える事が出来ました。

いくつになっても思うのは「この歳までプロレスラーでいられるとは思わなかった」という事。
去年の誕生日も一昨年の誕生日もおんなじ事言ってた気がする。
まあでもそのくらい、今この時こっきり、と思いながらここ数年は選手活動を続けているのも正直なところです。

僕は選ばれてプロレスラーになれた人間ではありません。
ポッと出です。
団体に履歴書送って、テスト受けて、地獄のような練習期間を経て、プロとしての矜持を得て、プロデビュー、と言う道程ではなく、
プロレスラーになりたかったけど勝手に諦めて仕方なく格闘技のジム通ってたら、そのジムが突然プロレス団体に上がる、と言うことになり、
その中のメンバーにたまたまなれて、たまたまデビューできて、今に至る、と言うわけです。
だからいまだにそういった選手に対して畏敬の念もあるし、僕自身少し負い目もあります。
それは僕の中で戒めとしてずっと持っておかないと思ってる部分で、これがないとプロレスに対する驕りの気持ちが出てしまう。
常にプロレスとは対等ではなく、尊厳の気持ちを持って取り組まないといけないと思ってます。
それくらいプロレスは僕にとって尊い。たまにびっくりするくらいちゃぶ台ひっくり返し返されることもあるけど、尊い。
人生の半分近くをキャリアが占めましたが、いまだに面白い。いろんなところ行けるし、いろんな人に会えるし。
あ、こないだは某有名番組で某有名人の皆さんにもお会いできました!

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