御万人王座「琉王」
「御万人」とは「世の中の人々、みんな、大勢」の意。「琉王」は文字通り琉球王国の最高峰王者の意。2016年2月14日、沖縄県嘉手納町のネーブルカデナアリーナで行われた「KADENAバトルフェスタ2016」において、グルクンマスクとビリーケン・キッドが初代王者決定戦で激突し、グルクンマスクが初代王者に。2019年9月25日、東京・新木場1st Ringにて、沖縄県外では初となるタイトルマッチも開催(グルクンマスクvsウルトラソーキ)。2020年2月23日、ソーキが団体生え抜きレスラーとして初の王座獲得。その後、他団体に流出した同王座だが、2021年12月にソーキが奪還し、首里ジョーとの生え抜き対決を制して初防衛を果たすと、吉田隆司、K-JAXを破る。4度目の防衛戦にあたりソーキが沖縄県外、他団体に挑戦者を公募。DRAGONGATEのBen-Kが名乗りを挙げ、破竹の勢いで王座を奪取。その後、首里ジョーを相手に初防衛。タッグ、シングル両王座をDRAGONGATEに明け渡し、後が無い状態の中、美ら海セイバーが11・13ミュージックタウン音市場で団体の威信を賭けて挑み、奪取に成功。ようやく虎の子のベルトを団体に取り戻したが、2023年1・15那覇でYAMATOが一発奪取。1・29那覇で首里ジョー、2・12那覇でソーキ、DRAGONGATE3・18和歌山でティーランの挑戦を退ける。その後、4・28なはーとでグルクンが挑戦し、王座奪還に成功。王座返上に伴い暫く王座空位の状態が続いたが、我栄トーナメント 2024 優勝者が第14代王者になる事が決定した。(2023.12.15update)
歴代 | 選手 | 防衛回数 | 獲得日 | 獲得会場 |
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第14代 | ティーラン獅沙 | 2 | 2024年2月23日 | 沖縄・沖縄市民会館 中ホール |
第13代 | グルクンマスク | 0 | 2023年4月28日 | 沖縄・那覇文化芸術劇場なはーと |
第12代 | YAMATO | 3 | 2023年1月15日 | 沖縄・那覇市ぶんかテンブス館 |
第11代 | 美ら海セイバー | 0 | 2022年11月13日 | 沖縄・ミュージックタウン音市場 |
第10代 | Ben-K | 1 | 2022年10月2日 | 沖縄・那覇市ぶんかテンブス館 |
第9代 | ウルトラソーキ | 3 | 2021年12月5日 | 沖縄・ミュージックタウン音市場 |
第8代 | 織部克巳 | 2 | 2021年5月30日 | 沖縄・那覇市ぶんかテンブス館 |
第7代 | 藤田ミノル | 1 | 2021年2月14日 | 沖縄・環境の杜ふれあい |
第6代 | ウルトラソーキ | 1 | 2020年2月23日 | 沖縄・ネーブルカデナアリーナ |
第5代 | グルクンマスク | 0 | 2019年8月25日 | 沖縄・那覇市ぶんかテンブス館 |
第4代 | 美ら海セイバー | 5 | 2017年11月23日 | 沖縄・ミュージックタウン音市場 |
第3代 | ビリーケン・キッド | 1 | 2017年4月23日 | 沖縄・ネーブルカデナアリーナ |
第2代 | RYUKYU-DOGディンゴ | 1 | 2016年12月25日 | 沖縄・ネーブルカデナアリーナ |
初代 | グルクンマスク | 4 | 2016年2月14日 | 沖縄・ネーブルカデナアリーナ |
御万人王座「双琉王」
2020年11月29日に創設された琉球ドラゴンプロレスリングが管理&認定するタッグ王座である。12月27日にミュージックタウン音市場にて初代タッグ王者トーナメントが行われ、決勝でハイビスカスみぃ&ヴァンヴェール・ジャックが、グルクンマスク&首里ジョーを破って初代王者となる。DRAGONGATEのKzy&U-Tが2022年3・4新宿で第4代王者となり、その後はDRAGONGATE5・5愛知県体育館大会でも防衛戦が行われた(対YAMATO&ドラゴン・キッド)。11・27ぶんかテンブス館ではグルクンマスク&K-JAXを破り、5度目の防衛に成功。その後、U-Tが負傷欠場により長期欠場に入り、復帰の目処が立たない事から、DRAGONGATE3・2後楽園で王座返上を発表。空位となった事で新王者決定戦が行われる運びとなり、4・28なはーとでソーキ&ティーランが、Kzy&JACKY“FUNKY”KAMEIとの決定戦を制して新王者となった。6・18那覇ではGOSAMARU&Kagetoraを破って初防衛に成功。だが、その後ティーランが膝を負傷し、戦線離脱を余儀なくされ、7月23日にタイトルを返上。 「琉王」同様に空位の期間が続いたが、琉球ドラゴンチャンプルー 2023にて開催された次期王座決定1dayトーナメントを制したモズク&ジョー組が第6代王者組になる。 (2023.12.15update)
歴代 | 選手 | 防衛回数 | 獲得日 | 獲得会場 |
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第6代 | モズク富永&首里ジョー | 1 | 2023年12月10日 | 沖縄・那覇市ぶんかテンブス館 |
第5代 | ウルトラソーキ & ティーラン獅沙 | 1 | 2023年4月28日 | 沖縄・那覇文化芸術劇場なはーと |
第4代 | Kzy & U-T | 5 | 2022年3月4日 | 東京・新宿FACE |
第3代 | 美ら海セイバー & 藤田ミノル | 0 | 2021年12月5日 | 沖縄・ミュージックタウン音市場 |
第2代 | 佐藤光留 & ロッキー川村2 | 0 | 2021年10月31日 | 沖縄・那覇市ぶんかテンブス館 |
初代 | ハイビスカスみぃ & ヴァンヴェール・ジャック | 1 | 2020年12月27日 | 沖縄・ミュージックタウン音市場 |
我栄トーナメント
「我栄(ガーエー)」とは沖縄の方言で「争う、決闘」等の意味。まさに沖縄の団体に相応しく、その年の琉球ドラゴンプロレスリングのシングルNo.1を決定するトーナメント。団体設立3年目の2015年に初開催され、第1回大会はグルクンマスクが優勝。その後、2016年大会はRYUKYU-DOGディンゴ、2019年大会はGOSAMARU、2020年大会はウルトラソーキと所属選手が優勝。2021年は藤田ミノル、2022年は吉田隆司と言わば“外敵”としてエントリーをしたゲスト参戦選手が大会制覇を成し遂げている。2023年はティーラン獅沙が制覇。3年ぶりに団体所属選手が琉球ガラスのトロフィーを手中に。2024年はティーランが史上初の二連覇を達成。
(2024.02.25update)
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