
ティーランさんの引退試合までもうあと1週間になってしまった。
引退試合といえばね、
プロレス少年だったおれの中で今までで一番衝撃的だったのは、やっぱり大好きなダイナマイトキッドだったな。

あれは1991年末、最強タッグ決定リーグ戦の最終戦。
ダイナマイトキッド&ジョニースミス組VSジョニーエース&サニービーチ組。
会場は日本武道館。
「次の試合に登場するダイナマイトキッド選手は、この試合を最後に現役を引退することとなりました・・・」
と試合開始直前のアナウンスでのまさかの発表だったんだよね。
でもそんなこと誰も知らないから、会場中がええーー!っていう異様な空気。
そんな中、テーマ曲が鳴って入場して試合開始。
もうなんだか試合どころではなくて、おれもテレビに映るキッドの姿に釘付けになった。
全盛期のパンパンな身体に比べたら、細くなってロングタイツもちょっとブカブカになっているけど、ギラギラした目がめちゃくちゃかっこよかった。
会場はキッドが技を繰り出すたびに大歓声。

最後はきっちりダイビングヘッドで勝利を納めて試合終了。
すると、全日本の選手全員がリングに上がって一人一人握手を交わし、キッドは馬場さんから金一封を受け取って、みんなに胴上げされた。
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