
誰に恥じることない素晴らしい試合やった。
ディンゴは正々堂々と戦い、そして敗れた。
試合後は肩も負傷しとった。
しかしそこに何ら恥じる要素はない。
むしろ誇らしくもある。
この日のディンゴは強かった。
あわやという所まで王者を追い詰めた。
無論病気からの復帰で万全ではなかったかも知れん。
全盛期と比べて力も落ちとるかも知れん。
しかし彼はそれを不屈の精神で補った。
今ある力を全て使い戦い抜いた。
難病からの復活、そこからまた最前線に立つ。
そこに至るまでの苦難、困難は計り知れないものやったに違いない。
血の滲む努力をしたことは想像に難くない。
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