
小学校四年生の時、10歳。初めて見たタイガーマスクに心を奪われました。
それまでプロレスは見ていたものの、なんとなく好きだな、ってくらい。
それが、タイガーマスクの登場で、それまでのプロレスの景色がガラッと変わるくらいでした。
僕だけじゃなくて、世間全般も。

とにかくかっこよかったんです。華麗な動き、黄金のマスク、絶対的な強さ。
当時週刊少年ジャンプの裏表紙に載っていたチープなタイガーマスクが欲しくて親にねだったけど叶わず、
仕方ないので自分で作って真似したり。その延長がその後のマスク作りに生きていくんですが・・・まあそれはまた別の機会に。
学校の壁をローリングソバットで蹴っ飛ばしたり、体育館のマットの上でラウンディングボディープレスの真似をしたり、そこからはタイガーマスク一色の生活。将来、「僕はプロレスラーになりたい!」と、強く強く思うようになりました。
そしてタイガーマスクはわずか2年4ヶ月の活動期間で引退してしまうのですが、その後二代目の出現、継承されていく様子を見て、「あ、タイガーマスクって他の人にもなれるんだ」と気づき、いつしか「プロレスラーになりたい」が「タイガーマスクになりたい」という思いに変わっていきました。

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